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ツブコン2025レポート「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス~平成climax~」歴代デュナミスト&20周年のDASHメンバー大集合

2025年9月13日(土)、『TSUBURAYA CONVENTION 2025』に『ウルトラマンネクサス』歴代デュナミストと『ウルトラマンマックス』20周年のDASHメンバーが大集合しました。
ツブコン2025「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス~平成climax~」
『TSUBURAYA CONVENTION 2025』は、円谷プロ作品を愛するすべてのファンに贈る最大の祭典です。
「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス~平成climax~」は、『ウルトラマンネクサス』と『ウルトラマンマックス』のキャストやスタッフが集結する貴重な機会となり、500人近いのファンのみなさんに駆けつけていただきました。
イベント開始前から会場が熱気に包まれる中、ウルトラマンネクサスとウルトラマンマックスが登場し、華々しく幕を開けました。

『ウルトラマンネクサス』スペシャルショー
『ウルトラマンネクサス』の出演者が登場するスペシャルショーでは、ファンのみなさんから喝采があがり、会場のボルテージは一気にアップしました。
ショーのラストには、川久保さん演じる孤門一輝の名セリフ、「僕達は生きる。何度も傷付き、何度も立ち上がり。僕達は生きる。僕らは、ひとりじゃないから。きみは、ひとりじゃないから。」が流れ、最高潮の盛り上がりとなりました。




『ウルトラマンネクサス』全デュナミスト集結
その後、『ウルトラマンマックス』でショーン・ホワイト隊員を演じたショーン・ニコルスさんがMCとして登場しました。さらに、『ウルトラマンネクサス』に出演した川久保拓司さん(孤門一輝役)、桐島優介さん(姫矢准役)、内山眞人さん(千樹憐役)、佐藤康恵さん(西条凪役)に加え、プロデューサーの渋谷浩康(円谷プロ)、監督の八木毅さんも登壇し、懐かしさと歓声に包まれました。
全デュナミスト(ウルトラマンネクサス変身者)がそろったのは、撮影終了後では今回が初めての公の場となりました。

川久保拓司さんは「皆さんの前でしっかり変身できたこと、本当に嬉しく思います!」と、久しぶりのネクサス変身に喜びを語りました。
桐島優介さんんは「ウルトラの光に導かれて、21年ぶりにここに帰ってきました」と話すと、会場からは“おかえり~!”という声が多数上がり、温かい空気に包まれました。
内山眞人さんは冒頭のネクサスショーを観ながら感極まり、涙を浮かべながらステージに立っていました。
佐藤康恵さんは15周年イベント以来の登壇となり、「今日はネクサスだけでなく、マックスの皆さんもいますので、気合をいれて西条凪役としてステージショーも頑張りました!」と語りました。
さらに、ステージには、制作スタッフとして『ウルトラマンネクサス』プロデューサーの渋谷浩康と八木監督が登壇しました。
絆、ネクサス
ネクサスの光を「つなぐ」というコンセプトは、今のウルトラマンゼロやニュージェネレーションヒーローズのテーマとしても引き継がれている大事なメッセージとなっています。
『ウルトラマンネクサス』を通して感じた「つながり」や「絆」のエピソードを問われた際、川久保さんは「“撮影した”というより、“一丸となって立ち向かった”という印象ですね」と話し、キャスト陣も深くうなずいていました。
佐藤さんは「台本を読んでも先がまったく予想できない中で、毎回、必死に撮影に挑んでいたのを覚えています」と語り、川久保さんは「台本を読むたびに『うわー、すごいことになった!』と思っていました」と、現場でのワクワク感を振り返りました。
ネクサスのステージが終盤に差し掛かり、川久保さんが「絆、ネクサス」の名セリフとともに4名で変身ポーズを披露しました。ウルトラマンネクサスとウルトラマンノアが会場に集結し、観客の興奮の拍手に包まれながら、ネクサスステージの幕は閉じました。

『ウルトラマンネクサス』&『ウルトラマンマックス』キャストそろい踏み
続いて、『ウルトラマンマックス』のキャスト陣・青山草太さん、長谷部瞳さん、宍戸開さんが登場し、ネクサスのキャスト陣も交えて、平成後期を彩った2作品の豪華メンバーがそろい踏みとなりました。
川久保拓司さんは「こうしてウルトラマンマックスのメンバーと並べるとはびっくりしました!まさかご一緒できるなんて…普段からの友達がウルトラマンとの絆で結ばれました」と感慨深げに語りました。
青山草太さんは「ネクサスからバトンを受け継ぎ、メビウスに渡し、そして今はオメガまで。皆さんとウルトラマンの絆はずっと続いています。これからも、皆さんと一緒に未来を切り開いていけるよう、ウルトラマンを応援していきたいです」とコメントしました。
異なるコンセプトで作られた新路線の『ウルトラマンネクサス』と、原点回帰で分かりやすさを重視した『ウルトラマンマックス』が、作品の垣根を越えて交流する、貴重な時間となりました。
『ウルトラマンマックス』トークショー
その後、改めて、青山草太さん、長谷部瞳さん、宍戸開さん、ショーン・ニコルスさんに加え、渋谷プロデューサー、八木監督によるマックストークショーが実施されました。


『ウルトラマンマックス』の「原点回帰」というテーマについて、八木監督は「懐かしい“1話完結”というスタイルを、平成ウルトラマンで改めて分析・再構築しました。『ウルトラQ』『ウルトラマン』は、当時の最先端技術を駆使していて、とても斬新でした。だからこそ、マックスも最先端の技術とスタッフを集めて制作したんです」と語りました。
渋谷プロデューサーからは、金子修介監督や三池崇史監督といった豪華監督陣、さらに実相寺昭雄監督、飯島敏宏監督などのレジェンド監督陣がメガホンをとったことなど、制作背景に迫る話が展開されました。
また、『ウルトラマン』ハヤタ隊員役の黒部進さんがトミオカ長官を演じたエピソードも紹介されると、サプライズゲストとして『ウルトラマン』フジ・アキコ隊員役の桜井浩子さんが登場しました。桜井浩子さんは、『ウルトラマンマックス』にヨシナガ・ユカリ教授役で出演しており、その衣装での登場には大きな反響がありました。

『ウルトラマンマックス』スペシャルショー
『ウルトラマンマックス』ステージの後半では、キャスト陣によるアクションを交えたスペシャルショーも披露されました。




ショーの中では、ウルトラマンマックスを助けるため、ウルトラマンゼノン、ウルトラマンエックス、ウルトラマンリブットも登場し、会場の熱気は最高潮に達しました。

ウルトラマンシリーズ60周年「平成後期HDリマスタープロジェクト」
そしてイベントのフィナーレでは、ウルトラマンシリーズ60周年に向けた「平成後期HDリマスタープロジェクト」を発表しました。
『ウルトラマンメビウス』のHDリマスター化とBlu-ray BOX発売、『ウルトラマンネクサス』のBlu-ray化プロジェクトも始動したことも明かされました。
そして「ウルトラマンマックス コンプリート・Blu-ray BOX」の描き下ろしイラストが初公開され、キャラクターデザイナーの丸山浩先生が会場にサプライズ登場し、会場は再び大きな歓声に包まれました。
#ツブコン 2025「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス~平成climax~」大盛況のうちに終了🎊
— 円谷プロダクション (@tsuburayaprod) September 13, 2025
「 #ウルトラマンマックス コンプリート・ブルーレイBOX」#丸山浩 さん描きおろしによる封入特典表紙イラストを本イベント内にて初公開しました✨
2つの表紙をつなげると1つの大きな絵が完成!… pic.twitter.com/UkGGQw853X
『ウルトラマンネクサス』&『ウルトラマンマックス』ファンにとって忘れられない一日に
最後に、ネクサスとマックスが固い握手を交わし、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。
イベント「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス~平成climax~」は、平成ウルトラマンシリーズの礎を築いた2作品の魅力と、キャスト・制作陣の熱い想いを改めて実感できる、ファンにとって忘れられない一日となりました。

見逃し配信
本公演の見逃し配信を、「U-NEXT」にてお楽しみいただくことができます。
販売期間
2025年10月5日(日)19:00まで
販売価格
3,300円(税込)